緊張型頭痛・群発頭痛
緊張型頭痛
頭が締めつけられるように重くなり、痛みがだらだらと持続する頭痛です。これまでは、中高年層に多い病気でしたが、若年齢化しており、近年では、子供も発症しているようです。
<症状>
後頭部から首筋にかけて痛んだり、頭全体やはちまき状に痛んだりします。いつ起こるとは決まっておらず、すぐおさまることもあれば、ずっと連続することもあります。偏頭痛と違い、吐き気や嘔吐はありません。
<原因>
頭部の筋肉の緊張、精神の緊張・ストレスから起こる頭痛です。
<治療>
鎮痛薬、筋弛緩薬で治療します。
群発頭痛
20-40代の男性に多く、突然片側の眼やこめかみに激痛が走る頭痛です。
<症状>
片側の眼やこめかみのあたりが、えぐられるような激しく痛みます。いったん起こり始めると、1~2ヶ月間の間毎日起こり、じっとしていられずに、頭をかかえてころげまわる場合も。偏頭痛と違い、吐き気や嘔吐はありません。
<原因>
偏頭痛と同じように血管が拡張して痛むらしいのですが、原因ははっきりわかっていません。
<原因>
酸素吸入をおこなったり、トリプタン製剤を注射して治療をおこないます。